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予防医学
治療から予防の時代へ
今までの医療は、身体への負担が大きい症状が出たとき、または病気になったときに医療機関へ出向くというのが一般的な考えでした。
しかし近年、医療への意識の改善や医療設備の発展に伴い、病気の早期発見を叫ぶ声が高まりつつあります。病気の早期発見、早期治療により多くの病気を防ぐことができます。このように病気になる前に病気を防ぐことを「未病」と呼びます。
当クリニックでは、検査機器、患者さまへのご説明などで未病に力をいれ、病気の早期発見、早期治療を基に診療を行っております。気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
生活習慣病
近年、生活習慣・ライフスタイルの変化により、生活習慣病と言われるがん、糖尿病、心臓病などの疾患や肥満は、増加の一途を辿るばかりです。
これらの疾患は、発症してからの治療には身体的にも精神的にも負担の大きなものです。定期的に検査を行い、発症する前から早期発見・治療を行うと共に生活習慣の改善なども行うことが大切です。
- 【当クリニックで検査を受けられる方々のよくある症状】
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- どろどろ血
- 高血圧
- メタボリックシンドローム
- 肥満
何気ない身体のサイン
歩いていると足が痛くなる
- 解説:
- 足の動脈の血流障害が原因で、歩行を続けると足の痛みと疲労感が強くなり、足を引きずるようになる事があります。しばらく休むと再び歩けるようになる、この状態を間欠性波行と呼びます。
- 検査:
- 両上腕、両足首の血圧、心電図、心音図をつけて検査をする動脈硬化検査(バセラ)を行うと動脈硬化の状態、動脈の詰まりの状態が分かります。
胸焼け
- 解説:
- 油濃いもの、消化の悪いものを食べた後、または食後すぐに寝てしまった後に胸の辺りがじりじりすることがあります。これは、食後に分泌された胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜を障害することによって生じます。
- 検査:
- バリウムでは食道粘膜の表面の変化は観察しにくいこともあり、胃カメラがおすすめです。食道と胃の境界部が赤くただれていることがあります。
肥満
- 解説:
- 肥満は高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの原因になるもので、BMI、腹囲を調べることで内臓脂肪がつきやすい状態かどうかの判断がつきます。内臓脂肪はさまざまな病気の元凶となります。
- 検査:
- 身長・体重から計算するBMI、腹囲のほか、超音波検査で脂肪肝などの内臓脂肪を検査することができます。
吹き出物
- 解説:
- 吹き出物ができる原因は非常に複雑です。ストレス、ビタミン不足、便秘下痢など、これらの条件が絡みあうと新陳代謝に異常が起きて、毛穴に皮脂が詰まりやすい状態になります。10代の肌にできる思春期にきびの原因は、ホルモンバランスも深く関わってきます。吹き出物は、内臓の病気のサインとしても出現します。
- 検査:
- 血液の検査を行うほか、胃腸症状もあれば胃腸からの吹き出物を疑い、胃カメラを行います。